自分ができない生き方を誰かがしていて、誰かができない生き方を僕がしている。ただそれだけのこと。
僕の現実はあなたの架空で、あなたの現実は僕の架空だ。そう言い換えてもいいかもしれない。
今立っている場所に卑屈になるんじゃなくて、それを踏まえてどうやっていきたいか(行きたいか/生きたいか/逝きたいか)を考えるしかない。そして、踏み出すしかない。
道無き道、手探りで。
日々辛いなと思っているものの、客観的にみるとむしろ幸せなような気もするし、心というのはとてもやっかいだ。
仕事の状況が程度はあれどもうここ1年くらい綱渡りが続いていて、それがどうにもこうにも僕を苦しめているのは間違いない。しかも個人的なものではなく、プロジェクト全体のことだから自分の手の及ばない場面も多く、やきもきするだけでどうしようもなくて余計に苦しい。今もまさに最大級のピンチが到来しているんだけど、ボールが自分の手にないから、こちらに投げられた時にすぐに投げ返せられるように準備しておくことしかできない。だからこのGWは休めてはいるものの、どこか落ち着かない。奥底で気持ちが忙しない。
いつまでもこのストレスに耐えながら働くことなんてできないなと思いつつも、新しい場所に飛び込む勇気なんてなく(ただ面倒なだけかもしれないが)、なんとなくやり過ごしながら今まできている。あとは、まだ何も成し遂げていないという気持ちも大きくて、今去ることは単なる逃げでしかないと思ってしまっていることも動けない要因だ。まあ本当にやばいと思ったら逃げるだろうけど。
プロジェクトに関わる人が多すぎて、それぞれの思惑があって、どうにかこうにか前に進めていく負担は想像以上だった。話しても話しても絡まる糸は解けなくて、「なんでこんなにうまくいかないのだろう?」と常に悩ましい状態。
仕事がそんな感じだから、元々人付き合いのあまりよくない側の人間なのに、プライベートでも人と関わるのが一層面倒になっている。原因を考えてこなかったけど、間違いなく仕事から始まる悪循環だな。
と、ここまで書いたことで、正体をはっきりできてよかった。ネガティブなことを書くのは、ネガティブになりたいからじゃない。むしろ逆。ポジティブに向かう糸口にしたい。何が原因で落ち込んでいるのかわからないと、ただ呆然と後ろ向きの思考にはまって、いつの間にかダークサイドに落ちるだけだから。
でもそろそろハッピーなことも書きたい。というより、ハッピーなこともたくさんあるから、それをなかったことにするのはもったいないよな。
ウジウジすんな、俺。