in storytelling.
新しい家に引っ越してもう一月半くらい。家づくりの最中はちょこちょこ語っていたくせに、新居が完成してからは何も文章として残していない。やっと住めるようになった喜びとかオープンハウスのゲストへの感謝とか色々あるだろうに。(来てくださった方々、本当にありがとうございました。皆さんのおかげで新生活をとても良い形でスタートさせることができました。)
実は2週間ほど前に空間的な切り口で家についての文章を途中まで綴っていたんだけど、なんだかそれも違う気がして寝かしたままだ。かといってそんなに難しく考えているつもりでもなく、なるべく早く暮らしを安定させるために動いていたら(体調を崩してしまったこともあり)いつの間にかこんなに時間が経ってしまった。というのが正直なところ。
冒頭に新居のことを「完成」と書いたが、まだ家づくりは続いている。引渡し後もDIYや設計者自ら(になんでそこまでしてもらってるのかという感じだけど)の工事が行われている。それもそのうち落ち着くだろうけど、より住み良い家にしていく工夫はずっと続いていくんじゃないかって思っていたりもして。今日だってデスク周りを使いやすくするために細々と調整していたくらいだし。
多額の借金まで背負って(一般的には変だと言われるような)家をつくることが正しい選択だったのか、それはまだわからない。でも面白いよ。それだけは間違えなく言えるし、それが実感できればよいと思っていたような気さえする。
まあ壮大な実験だよね。結果はどうあれ、実験の過程を楽しもう。少なくとも結果はしばらく先の話なのだし。
そうして物語は続いていく。