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並走。

Koenji land bridge

心の中にはいくつかの原風景があって、視覚として残っていなくても嗅覚や聴覚だけだとしても、あるいは具体的ではなくても抽象的だとしても。意図して浮かべられなくても、何かのきっかけで自分の中で浮かび上がってきたりもして。そしてそれは人そのもののことだってある。
大抵のものは過去に閉じ込められていて、良い意味でも悪い意味でも冷凍されたそれを記憶として取り出すことしかできない。だけどもごくわずか、ほんのわずか、原風景が地続きのまま僕の歩みと並走してくれることもある。そのままの状態ではなく、少しずつ、いや時にはガラリと形を変えてしまっても、僕の方だって時間の経過によって変化するのだから大きな問題ではない。消えてしまわないだけで奇跡的だと言っていい。
圧倒的な存在感で君臨する原風景であり、ずっと続いてきた当たり前の中に潜むとてつもない奇跡は、これから先も僕と並んで歩いてくれるのだろうか。

インターネットの片隅から、ちっぽけな願いを飛ばしてみる。

all right by me.

classic

くよくよすることだってある。すぐに切り替えられないことだってある。むしろしばらく気分が落ちたままのことだってある。
でもそんな自分に対して、「こんなんじゃダメだ」なんて自身を責め立てることはしたくない。どうしようもないと放っておけば、そのうち何事もなかったかのような状態になってるはずだし、そのうちなんて待てないときには何を秘めていてもやるしかない。
いずれにしろ、ネガティブな感情とそこに対する自己嫌悪は切り離したい。湧いてくる感情は仕方がないと割り切って進みたい。

働き始めてからは納得できないことがたくさん。納得できなさを抱えたままでも、納得できるものができればいい。
泣きじゃくっていたって全力疾走はできる。走った後、涙はきっと乾いている。

return to the frontlines

lemon squash

11月から一時滞在の部署から旧部署へ復帰となる。お盆頃から時期は決まっていたので驚きはないが、いよいよかという感じ。
1年以上も専門としていた業務から離れていた訳で、既に自分が何ができて何ができないのかも忘れている。加えて、離れていたことで失われてしまった技術も少なからずあるような気もする。(それが何かということも今はイメージできないが。)
多少は慣らし運転的な期間も設けてもらえそうなので、その間にある程度勘を取り戻すしかない。それは業務内容だけでなく、働き方全般という意味で。

「もう一回やれんのか?」って疑念は、もう一回やってみることでしか拭い去れないし、しばらくはその気持ちとうまく付き合っていくしかない。それと、自分の状態とは別に、結局のところダメになったのは上司との関係が主な原因なので、社内外で直接関わる人がどうなるのかというところもある。ただ、周りがどうだからってだけじゃなく、向き合い方みたいな部分も重要なんだと思う。
上述の上司は僕のことも含めマネジメント的に色々問題があったから立場は変わったけど、結局そう遠くない場所にいるので、そこへの不安もある。こんなことがあっても反省するタイプの人間じゃないから、僕に対しての感情は、最も良くても特に何も思わない、最悪「使えなかったな、あいつ」くらいに思われているかもしれない。別にどう思われててもいいけど、自分の中で働きにくい雰囲気になりそうってのが懸念されるところ。(表面的にすら優しくしてくるってこともないもんね、絶対。だからこっちもどういう接し方をすればいいのかわからない。)

そんなネガティブな要素は多々あれど、立ち止まっているわけにもいかないので、後方支援部隊から再び前線に戻って戦うよ。あぁ、こえーなー。

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