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永久凍土を解かす。

Memanbetsu, Hokkaido
Memanbetsu, Hokkaido
Memanbetsu, Hokkaido
Memanbetsu, Hokkaido

あっという間に春がやってきた。年度末という絶望を乗り越えたはずなのに、そんなに気分は晴れない。すーっと完全に力を抜けるような、大きな区切りはしばらくやって来ないのかもしれない。

一昨日、日曜日だというのに、仕事のミスが発覚し落ち込む。すぐに謝罪するも根本的な解決にはならないため、もやもやした気持ちで就寝。会社をクビになる夢を見る。

昨日、出社すると、一昨日のミスの件だけでなく、色々なことが起こり、ただただ打ち拉がれる。沈んだまま打合せのため外出。
早く終わったので、少しだけ関わっていて最近オープンした近くの建物に立ち寄った。低層部の図書館と商業施設を歩き回ると、平日なのにかなり多くの人々が集まっていて驚く。人の流れも変わった気がするし、何より、真剣な表情や楽しそうな表情を見ることができて嬉しかった。もちろん問題点はあるのだろうが、俯瞰的に見ると街にポジティブな影響を与えているのではないだろうか。
わずかながら仕事の意義や醍醐味を実感した。やり抜くことができれば、胸を張ることができる、と。

凍った土壌がほんの少しだけ解けた気がした。

March 23, 2013.

Shimokitazawa, Tokyo
Shimokitazawa, Tokyo
Roppongi, Tokyo
Roppongi, Tokyo
Roppongi, Tokyo
Roppongi, Tokyo
Roppongi, Tokyo
下北沢/六本木

3.1Mとその約半分。

Yutenji, Tokyo

割と厳しくなると想定していた年度末だが、蓋を開けてみると予想以上だった。3月でまともに休んだ日は2日くらいだろうか。さすがに徹夜は辛い年齢になってきたので、そこはうまくケアしながらやっているけど、それでもまあ大変。
しかし、結局作業では心は病まないことが改めてわかった。社内・社外にかかわらず、人を介しての「調整」というものが最も精神をすり減らすのだ。例え自分の感情をコントロールできても、他者の意図を汲み取るのは容易ではない。最近の一番強い欲求は気持ちよく働きたいことなので、自らが多少損してでも、そっちの方向に舵を切ったりしている。

先週、六本木アートナイトへ行った際、Twitterでやりとりしている方々と会う。なんだか意味がわからなくて面白かった。この「意味がわからないのに面白い」は、「面白い」の本質をついている気もする。きっと、意味がわからないからこそ面白いんだ。

人で落とされることもあるし、人で救われることもある。絶望も希望も、そこにある。

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