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主人公になれる場所。

Numabukuro, Tokyo
Numabukuro, Tokyo
Numabukuro, Tokyo
Numabukuro, Tokyo
Numabukuro, Tokyo
Numabukuro, Tokyo

SNSからはずれた場所にアウトプットをしておきたい。そんな欲求があるのかもしれない。ディスプレイとしっかり対峙せざるを得ない場所に。

SNS(TwitterやInstagram)は、スマートフォンという文脈の中での存在が大きい。何気なく、そしてかなりのスピードで、言葉や画像が小さな画面の中で消費されていく。僕もそうやって消費する傾向がある。
一方で、このBlogやFlickrは読む(見る)人に対し、相応の時間を要求する。それでも、情報が多く見える量的な消費よりも、心に留まる質的な消費を重視したい。(もちろん、僕の文章や写真が高質かどうかは微妙、というより低いと思うので、それは上げていかないといけない前提。でも一旦それは忘れる。忘れないとこんな文章書けないから。)

現代では『量から質への転換』なんてことが声高に叫ばれている。それなのにスマートフォンの中では、いかに短時間で多くの情報を人間に叩き込むかが目立っている。極端な話、1日中Twitterしかやっていなかったら、どれだけ高尚なTLでも、身になる部分はそんなに多くないような気がする。知識や技術だけじゃなくて、心を掴まれるような体験という意味でも。
「インターネットから離れて、その時間を本や映画に当てろ」みたいな考えは僕にもないわけじゃない。けれど、例えインターネットの中だとしても、以前はブログなんかを読んだ際、感情の揺れのようなものを時折味わえた。今Twitterでそれを感じることはほとんどない。

もちろんSNSはコミュニケーションが大きな目的なので、そういう意味では素晴らしいソフト。そして、コミュニケーションがヒエラルキーの上位に来る人にとっては、僕が今まで書いた文章なんて理解不能かもしれない。

それを踏まえた上でも、やっぱり自分の家(Blog、Flickr)を大事にしたい。どんなに小さいものであっても。
SNSは教室や職場みたいなもので、常に自分以外の誰かとの関係を意識(配慮)しなければならないし、自分はあくまでも登場人物の一人でしかない。

僕はもっと自由に、自分が主人公になれる場所で動き回りたい。
あなたがもっと自由に、主人公として動き回っている様子を見たい。

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