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乗じて。

Koenji, Tokyo
Koenji, Tokyo
Koenji, Tokyo
Koenji, Tokyo
Koenji, Tokyo

昔は何かに乗じて行動するなんて、流されてるみたいで嫌だった。でも今はどんどん乗じればいいとさえ思う。口実がほしいだけなんだよ。いや、口実なんて言い方じゃなくて、きっかけだと思えばいい。

お祭りだから、とりあえず集まって飲もうよ。とても素敵な口実。いや、きっかけ。

希望の血、絶望の地。

価値観なんて異なっていることが当たり前なのに、自分の持っている感覚を受け入れてもらえない状況に不満を抱いたりする。この場合、自分の方が歩み寄るべきか、相手側になんとか理解してもらうのか。もちろん100対0の話ではないし、ケースバイケースだし、だから普遍の法則なんてないのかもしれない。でも大人になってから(大凡働くようになってからとイコール)、この種の悩みが尽きないのも事実なんだ。多様性を受け入れるじゃ済まされないところまで来ているような。

きっと学生の頃は、価値観がふにゃふにゃしているところから徐々にまとまっていく過程にあるから、吸収もしやすかったのだろう。それとは別に、利害関係がないから、摩擦が可視化されないってことも大きな要因だと考えられる。

この歳ともなると、経験に裏打ちされた価値観が集まって、どれか1つのやり方・進め方を選ばなきゃならないことがよくある。そしてその選択権は自分にはなく、受け入れるのが難しくたって、受け入れなきゃ二進も三進もいかない。自分を納得させて。納得させたフリして。続くことで、どんどん乖離していって。

合う合わないの話で終わるのならば、合わなかった時は諦めるしかないのか。運否天賦ならば、あまりに人生はリスキーすぎないかい。
それでも自分の正当性を示す程、絶対的な自信なんてものはなく、いつだって疑心暗鬼だ。「自分が弱いだけなのか」その問いかけを続けて、続けて、続けて朽ち果てた。
僕が察知した危険因子は、こちらに銃口を向け、容易に僕を打ち抜くだろう。希望の血が流れ、絶望の地で這いつくばる。体は動かない。視線だけで相手を追う。表情は掴めない。乾く。乾く。眠る。

過去と未来を遊泳。

Sapporo, Hokkaido
Chitose, Hokkaido
Sapporo, Hokkaido

夏の思い出北海道帰省編。写真は、母と兄家族との会食、支笏湖、ライジングサンの後片付け。今回妻は帰省せず。
毎年ライジングサンのためのお盆帰省になってしまっている感がある。それ以外は、母をはじめとした家族と過ごしたり、一人でふらっと出かけたり。もはや、地元の友達に連絡して毎日飲み歩くほどの元気もなくなってしまった。数年に一回は会いたいとは思うけど。

ライジングサンももういいに歳なってしまい、一緒に行ってた仲間達がそれぞれの事情で来れなくなったり、事前の調整とかも面倒になってきたりしていて、そろそろ潮時な気がしている。が、今後ものらりくらり続ける可能性もある。(来年は妻も来るかもとか言ってるし。)

今年のライジングは雨の時間帯が多かったため、テントの中でたくさん寝た。恒例のバーベキューも少人数でしっぽりと。
初日に兄と一緒に甥も来たことが今年の目玉かもしれない。見ているだけでも、子どもを連れてくる大変さを感じた。自分の場合、一人じゃ無理だと思う。
アーティストは1日目4組、2日目5組ほど。特に記憶に残っているのは、ミヤトラ、サンフジンズ、ceroあたり。ライブの良い悪いの基準って、まずアレンジ云々の前に音源よりしょぼくないことが前提。(サンフジンズはCD出てないけど、くるりのHow to Goとかカバーしてて、それがけっこう響いた。)その上で、いかに体験として自分の中に入り込んでくるか。
あえて上で挙げてないが、もちろんストレイテナーも良かった。去年来てないからか、セットリストがやけにサービス精神たっぷり。ワンマンとかなかなか足運びづらい状況とは言え、ライジングに来たらなんだかんだで観ちゃう。

こうやってブログに書いていると、帰省がかなり前のことのように思える。実際は2〜3週間前だから、そこまででもない。
歳を重ねると、記憶の風化も早くなるのかもしれない。

東京は暑くて外を走る気にならないので、プールで泳いでいる。運動は、自分の限界を手っ取り早く理解できることに意味があるような。プール初日なんて、普段使っていない筋肉が相当痛くなり、ずっと悶絶していた。
健全さは体から。当たり前のことなのに、その苦しみのせいか意識から遠ざけがち。ロングバケーションの間に習慣として叩き込みたい。

明日から温泉で一泊。妻の疲れが癒されるといい。
そして、9月2週目にシアトル・ポートランド一人旅。海外一人旅は初めてなので多少不安あり。それでも楽しみの方が今は上回っている。目的地は、コーヒーで有名だということと、仕事を見つめ直せる可能性があるということで決めた。(ポートランドは学生時代のゼミなんかでけっこう出てくる場所だった。)
それ以上に、『不自由』を体験することに意味があるかもしれない。英語もほとんどできないし。

会社の都合により、復帰について自分ではコントロールできない状況になりつつある。なるようにしかならないとしても、ちゃんと自分でも考えないと。どうしたいのか。
来週会社の人と話すので、伝えたいことをしっかり伝えよう。会社のことも、自分のことも。

風邪気味なのに、つらつら書き綴ってしまった。それではこの辺で。

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