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低温発火。

Sapporo, Hokkaido

たまに電車なんかで次々と言葉が繋がって、どんどん転がっていくことがある。大抵そこで生まれた言葉は底なしの穴に落ちていって、二度と浮かび上がってくることはない。

先日、さすがにもったいないということで、iPhoneのメモを立ち上げ、書き留めてみた。当然、思考と直結した脳の言葉になんて追いつけるはずもなく、見返してみると、ほとんどが意味不明、もしくは大した内容ではないことがわかる。時間が経過し情が失われ、文字だけが独立した状態だから、自分にも響いてこないのかもしれない。

ただ、そんなガラクタの中に、鮮度を保っているものがあった。

実現したい、あるいはここを目指したいということに対する飢え、そこにたどり着いたとき得られる栄養、その両方が不足している。

低温の文章だが必ずしも病んでいるわけではない。綴ることで薬になるのだろうと思う。

冷凍保存。

Sapporo, Hokkaido
Sapporo, Hokkaido
Sapporo, Hokkaido
Sapporo, Hokkaido
Sapporo, Hokkaido
Sapporo, Hokkaido
Sapporo, Hokkaido
Sapporo, Hokkaido
Sapporo, Hokkaido
Sapporo, Hokkaido

大晦日のモエレ沼公園。車から降りると、長い時間外に居続けることは難しいと悟る。
モエレ山には家族連れでそりを楽しむ姿がちらほら。犬の散歩なんてのも見かけたり、本格的なクロスカントリースキーヤーもいた。ガラスのピラミッド近くでは、父親が娘にスキーを教えている。寒さでひりひりする肌の感覚と、そんなこと意にも介していないかのような人々の対比が、鮮度を保ったまま記憶に保存されている。

Moerenuma Park – 121231

正のループ。

Harajuku, Tokyo

また少し不調の日々。今や健康に対して憧れすらある。どうしたもんかなと悩むことで、悪循環に陥る。どうにか引き上げる(引き上げられてる)から、まさに一進一退の攻防だ。

最高級の喜びを得るためにどん底を経験しなければならないくらいなら、穏やかな毎日の中で小さな幸不幸が散りばめられている方がいい。

兎に角、健康な身体と健全な思考を取り戻す(もしくは、新たに獲得する)ために、しばらくはその視点を優先しなければ。
一番の近道は運動だと確信しているのだけど、運動するほど体調が良くなかったり、時間がなかったり、はたまた意志がそこに向かわなかったりと、今の自分では実践するまでが遠い。少なくとも3番目の理由はなんとかできるはずだから、なんとか正のループへもっていきたい。

ちょっと本気でなんとかしたい。

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