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サーティワン。

Tsubetsu, Hokkaido
Tsubetsu, Hokkaido

僕の写真と妻の写真。対比ってことでもない。ただ並べて置いてみたかっただけ。大層なことじゃなくて、記憶が風化していった時に思い出すトリガーになればいいのかもしれない。

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31歳になった。(ツイッターやインスタでのコメントありがとうございました。)
実感はない。というより、自分もここまで来たか感がない。これからって気持ちが強い。しばらく不調だったのもあって、一番は『取り返したい』って感じだろうか。
これまでの人生が順風満帆ってことではないが、アップダウンがありながらも駆け抜けてきた。それがここ1年ちょっとは、主に仕事の面でかなり停滞していた。他人はどうあれ、自分が最もそう感じている。持っている力を発揮できないもどかしさ。(できる人間かどうかではなく、少なくともこれくらいはできるはずというところにさえ達しないという意味で。)

体調はもう問題ない。でも焦ってはいけない。一気に絶好調にはなれない。一段一段上っていかなければ。だからこの1年は、助走を終え、ホップまではいきたい。たぶんステップ・ジャンプはもう少し先になるだろう。だからまずは「よしいくぞ」ってな感じで、一歩目を踏み出したい。

目に見える目標としては、以下の2つくらいかな。
● 資格取得(高額の支払いをしたので、もう後戻りできない。毎日コツコツ勉強している。)
● 運動(年齢のこともあり、健康的な生活を送るために、週に1回以上はランニングをしたい。)

あとは、仕事と勉強を両立しなきゃならない状況で、機会は限られるとしても、人との関係は大切にできればいい。

取り繕うことなんか止めてさ。

Tsubetsu, Hokkaido
Tsubetsu, Hokkaido
Tsubetsu, Hokkaido

チミケップ湖近くの森を歩いていると、沼に出くわした。快晴の空から降り注ぐ光が水面を照らす。濁っていたこともあってか、見たことのない光景だった。目を離すことができず、そこに立っていた。不思議な心持ちのまま、その場を後にした。

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成し遂げたときの充実を得るためには、それまでの過程に一定量の苦労(苦痛に近い場合もあるかもしれない)がないと難しい。これはほとんど仕事のことを前提に書いている。
一方で、日々の暮らしを充実させたいって気持ちもある。さっき書いた充実とこの充実は、本来一緒のものかもしれないんだけど、今の自分にとってはかなりの距離がある。がむしゃらに仕事へ打ち込む過程そのものを、暮らしの充実と捉えらることができそうもない。

それでも、もう一度あの場所で勝負しないといけないとは思っている。負けたら多分東京からも離れることになる戦いを。
辛いのはわかりきっていて、でもそこで自分自身を試さないと、何にもなれない。どこにも行けない。不安や恐怖はある。やれんのか俺?って感じで。
勝ったとしても(ように思えたとしても)、ゴールじゃないから、ずっと苦難の道である可能性が高い。負けた方が余っ程楽。でも楽になれればいいなら、最初から勝負しなけりゃいい話。そうじゃない。「なんとかやれた」にしろ「やっぱりダメだったか」にしろ、自分の中の糧として積み上げなくちゃいけない。

打ち克ちたい。

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絶不調時に通い始めた病院が今日で終わった。薬も処方されず。ようやく。そしてここから。

大人の距離測定。

Poster Babushka
Poster Babushka

看板おばあちゃん。人懐こいような、気にしていないような、その中間。

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年齢以上に、人生のどのフェーズにいるかが、人との距離感を測るのに適するようになってきた。例えば結婚してるとかしていないとか。例えば子供がいるとかいないとか。
もちろんそれを超越することもある。ただ、そういうことが会話の方向性を決めることも多い。自分の場合だと、子供のいる友人の話は、ためにはなるがおいそれと積極的に入っていくのは難しい。逆に、独身でばりばり働いている人と、結婚後の暮らしの話をしても盛り上がりにくい。
そこに優劣はない。違うということだけ。学生時代なんて、みんな一列に並んでいた気がしたのに。違うことは孤独に繋がっている。避けられない孤独に。それがある意味大人になることだ。昔はスタートを切ったばかりで、歩幅が違ってもそんなに差はなかった。方向が違ってもあくまで1つの塊の中での話だった。
自分だけの荒野。サバイブするにも僕なりの方法を見つけ出すしかない。誰かの生き方を参考にできても、カンニングで簡単に次のステージに進むことはできない。

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日本酒を飲んだ後の戯言。

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