大人の距離測定。
Category:Memento |
2013/11/09
看板おばあちゃん。人懐こいような、気にしていないような、その中間。
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年齢以上に、人生のどのフェーズにいるかが、人との距離感を測るのに適するようになってきた。例えば結婚してるとかしていないとか。例えば子供がいるとかいないとか。
もちろんそれを超越することもある。ただ、そういうことが会話の方向性を決めることも多い。自分の場合だと、子供のいる友人の話は、ためにはなるがおいそれと積極的に入っていくのは難しい。逆に、独身でばりばり働いている人と、結婚後の暮らしの話をしても盛り上がりにくい。
そこに優劣はない。違うということだけ。学生時代なんて、みんな一列に並んでいた気がしたのに。違うことは孤独に繋がっている。避けられない孤独に。それがある意味大人になることだ。昔はスタートを切ったばかりで、歩幅が違ってもそんなに差はなかった。方向が違ってもあくまで1つの塊の中での話だった。
自分だけの荒野。サバイブするにも僕なりの方法を見つけ出すしかない。誰かの生き方を参考にできても、カンニングで簡単に次のステージに進むことはできない。
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日本酒を飲んだ後の戯言。