取り繕うことなんか止めてさ。
Category:Memento |
2013/11/17
チミケップ湖近くの森を歩いていると、沼に出くわした。快晴の空から降り注ぐ光が水面を照らす。濁っていたこともあってか、見たことのない光景だった。目を離すことができず、そこに立っていた。不思議な心持ちのまま、その場を後にした。
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成し遂げたときの充実を得るためには、それまでの過程に一定量の苦労(苦痛に近い場合もあるかもしれない)がないと難しい。これはほとんど仕事のことを前提に書いている。
一方で、日々の暮らしを充実させたいって気持ちもある。さっき書いた充実とこの充実は、本来一緒のものかもしれないんだけど、今の自分にとってはかなりの距離がある。がむしゃらに仕事へ打ち込む過程そのものを、暮らしの充実と捉えらることができそうもない。
それでも、もう一度あの場所で勝負しないといけないとは思っている。負けたら多分東京からも離れることになる戦いを。
辛いのはわかりきっていて、でもそこで自分自身を試さないと、何にもなれない。どこにも行けない。不安や恐怖はある。やれんのか俺?って感じで。
勝ったとしても(ように思えたとしても)、ゴールじゃないから、ずっと苦難の道である可能性が高い。負けた方が余っ程楽。でも楽になれればいいなら、最初から勝負しなけりゃいい話。そうじゃない。「なんとかやれた」にしろ「やっぱりダメだったか」にしろ、自分の中の糧として積み上げなくちゃいけない。
打ち克ちたい。
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絶不調時に通い始めた病院が今日で終わった。薬も処方されず。ようやく。そしてここから。