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The memory is growing fainter with each passing moment.

Kohoku, Tokyo
Kohoku, Tokyo
Kohoku, Tokyo
Kohoku, Tokyo
Nippori, Tokyo

冬の近づいた秋の日。革靴を修理するため、あまり訪れない地域へ。

再びこんな風に何の気なしに出かけられるようになったことが、やっぱり嬉しい。
取り留めのない会話をしながら歩く。その場所でする必然性のない会話。でも、目に見える景色に、鼻や肌で感じる街の匂いに、確実に誘発されている。

残された時間に思いを馳せるには早すぎるけど、脳から漏れていく記憶をどんどんもったいないと感じるようになっている。とはいえ、たまりにたまった思い出を両腕で抱えて歩くのは大変だから、削ぎ落とされてポケットに閉まっておけるくらいがちょうどいいのかもしれない。どうしても過去に浸かりたいときは、机の奥から引っ張り出したりなんかして。

一先ず、今生きていることにできるだけ集中しよう。
昨日纏ったものを脱ぎ捨て、今日を着て。今日染み付いたものを洗い流し、明日を吸収できるように。

振れ幅そのものを持ち上げたい。

Yoyogi, Tokyo

どうもインターネットに落とす自分の言葉(特にTwitter)が気持ちよくない。逆にTLを見て過敏になってしまうこともある。
そういう状況を改善できないかなぁと思っていたところ、ごはん屋さんにあった村上ラヂオ2をぱらぱら読んでいると、これは参考になるぞという記述があった。

とはいえ僕にも、エッセイを書くに際しての原則、方針みたいなのはいちおうはある。まずひとつは人の悪口は具体的に書かないこと(これ以上面倒のたねを増やしたくない)。第二に言いわけや自慢をなるべく書かないようにすること(何が自慢にあたるかという定義はけっこう複雑だけど)。第三に時事的な話題は避けること(もちろん僕にも個人的な意見はあるけど、それを書き出すと話が長くなる)。

自分でも原則を作っておくことで、垂れ流す前に一瞬立ち止まれるのではないか。そして、他の人の言葉を見たまま受け取らず、フィルターがかかることで冷静でいられるのではないか。という効果に期待して。
引用した原則をかなり活用しているけど、一応自分バージョン。

● 特定の人に向けた具体的な悪口とともに、趣味嗜好でしかないことに対するネガティブな発言を控えること。
● 言いわけや自慢(変なアピールも含む)をなるべく書かないようにすること。
● 時事的な話題は考えが全然整理されていないまま言及しないこと。

やってみて変わることもあるかもしれないけど、とりあえずしばらくこれで。

サーティワン。

Tsubetsu, Hokkaido
Tsubetsu, Hokkaido

僕の写真と妻の写真。対比ってことでもない。ただ並べて置いてみたかっただけ。大層なことじゃなくて、記憶が風化していった時に思い出すトリガーになればいいのかもしれない。

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31歳になった。(ツイッターやインスタでのコメントありがとうございました。)
実感はない。というより、自分もここまで来たか感がない。これからって気持ちが強い。しばらく不調だったのもあって、一番は『取り返したい』って感じだろうか。
これまでの人生が順風満帆ってことではないが、アップダウンがありながらも駆け抜けてきた。それがここ1年ちょっとは、主に仕事の面でかなり停滞していた。他人はどうあれ、自分が最もそう感じている。持っている力を発揮できないもどかしさ。(できる人間かどうかではなく、少なくともこれくらいはできるはずというところにさえ達しないという意味で。)

体調はもう問題ない。でも焦ってはいけない。一気に絶好調にはなれない。一段一段上っていかなければ。だからこの1年は、助走を終え、ホップまではいきたい。たぶんステップ・ジャンプはもう少し先になるだろう。だからまずは「よしいくぞ」ってな感じで、一歩目を踏み出したい。

目に見える目標としては、以下の2つくらいかな。
● 資格取得(高額の支払いをしたので、もう後戻りできない。毎日コツコツ勉強している。)
● 運動(年齢のこともあり、健康的な生活を送るために、週に1回以上はランニングをしたい。)

あとは、仕事と勉強を両立しなきゃならない状況で、機会は限られるとしても、人との関係は大切にできればいい。

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