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specific gravity of words.

smoking of New Year's Eve

発言には責任が伴うという前提を踏まえた上であえて言うなら、言葉なんて所詮言葉でしかない。いくらでも耳障りの良いことは言えるし、虚勢だってはれる。だから軽んじていいというわけではなく、そういう可能性を頭に入れておくことで、何でもかんでもバカ正直に受け止めなくてよくなる。
すばらしい言葉は時としてそれ自体がエネルギーになることはもちろん否定できない。(自分も感銘を受ける機会はある。)ただしそのことと、すばらしい言葉に基づく行動ができているかは別問題だし、できているかどうかはよく観察しないとわからない。そういうわけで単独で浮かんでいる言葉を必要以上に重く捉えないように心がけている。
一方で、大したこと言ってないように見えて、すごい行動をしている人もたくさんいて、そういう人の言葉に耳をすませたい。きっと思考や行動のスピードに言葉が追いついてきてないだけで、色々なことを秘めているはず。

どちらにせよ膝をつき合わせて話してみないと、結局何を考えているのかなんてよくわからない。むしろ一回話したくらいでという部分もあるのかもしれないし、話すなんかより佇まいの方がその人をよくわかる場合もありそうだ。

本当はフォークナーの『八月の光』を読んで感じたことも綴ろうと思っていたが、今まで語ってきたことと内容が少しずれてくるし、それはまたの機会に。

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