切り売り。
Category:Memento |
2015/01/29
(比喩として)貯金を切り崩して生きている。その感覚がずっと続いている。吸収されることなく、手持ちの中だけからアウトプットが吐き出され続けるような。
実際には新しいことを得る機会も少しはあるし、何より資格の勉強で得たことは(忘れつつあるとしても)実務的にはなかなか大きい。
それでも冒頭の感覚が抜けない。きっと周りのスピードと比べてしまっている自分がいるのだろう。11月から戻った部署は忙しなく働いている人ばかりで、距離は遠くなっていくばかりだ。焦ってはいけないとわかっていても、こういう劣等感は同じような状況に身を置くまでは消えない。(そしてその状況になると、こういうことを考える余力すらなくなるだろう。そのときのためにも今書いておく。)
こういうときは発想を転換させることが必要だ。資格取得に費やしていた膨大な時間を新たな何かに向かう時間としなければ。
1つ目は、増えた業務量に対応する時間。なんだかんだで旧部署にいた頃に比べれば時間をとられているのは確か。
2つ目は、アカデミックな視点、テクニカルな知識を取り入れる時間。実務ばかりやっていると、どうしても場当たり的というか課題解決型に陥ってしまうため、もう少し軸のようなもの、発想の拠り所になるようなものを身につけたい。大学院時代のことを思い出しつつ、取り組み始めたところ。加えて、PC関連のスキルも上げておけると尚良い。
3つ目は、仕事以外の部分を基盤を固めておく時間。具体的には、健康やお金や家族や趣味など。忙しさのピークのときには、仕事以外は少しでも睡眠となってしまうのは経験済み。そうなったときに少しでもその他の負担を減らしておけるかが重要だと思う。趣味ばかりではなく、かったるいなと感じてしまうことも今のうちに。
こういう風に言語化しておくことで、焦っている理由までは立ち戻らなくていい。取り組むべきことはけっこう明確なので、変なレベルで悩まず、取り組んでいる内容そのものに頭や時間を使おう。
本当は4つ目として人間関係ってのもあるなと思ったんだけど、まあそれが不調に陥ったこととも関連しているし、あまり大々的に語らず流れやタイミングを見て。とりあえず、仕事関係では嫌だなと思わないときは顔を出すようにしている。
それにしても今日の東京は寒かったですね。皆さん風邪など引かれませんよう。