*

*

*

中川ハーフマラソンが最高に気持ちよかったこと。

言いたいことはタイトルに全て含まれているが、あまりにすばらしくて20日以上経った今でも「また走りてぇ」と思うくらいなので感想等をしたためようと思う。

大会の概要は以下の通り。

信州なかがわハーフマラソン
日時:平成28年5月5日(木)
会場:長野県上伊那郡中川村片桐4757 まなびの里牧ヶ原文化公園内 村民グラウンド・サンアリーナ
参加定員:ハーフ2700名、その他800名、計3500名
http://nakahama55.com/

出ようと思ったきっかけとしては、ランナーが大会エントリーするために登録するRUNNETというサイトで検索して良さそうな大会がないか調べていたら、評価の点数も高くて口コミでも絶賛されてるこの大会が出てきて、日程はGWだし「行けそうじゃない?」みたいな感じで割とあっさりエントリーしていた。
とはいえ一応出走間隔もなんとなく気にしていて、1月末に膝痛に絶望しながらひどいタイムで赤羽ハーフを完走して、回復し始めた3月中旬に中野10kmをまあまあのタイムで走れたことから、GW頃にはそこそこの状態に戻っているのではという目算もあった。(実際に膝はほとんど気にならなかった)

後で写真も載せるけど、何がそんなによかったのか列挙してみる。

 

  • 景色が最高

走りながら思わず「気持ちいい〜」と口から出てしまうくらいのレベルで、特にスタートしてから続く3km程の上り坂を折り返した後の飛び込んで来る中央アルプスはすばらしかった。そこからはしばらく下り坂が続くので、ずっと山並みを眺めながら快適に走れた。その他にも畑道だったりきれいな川だったり、普段東京にいる人間にとってみれば終止自然を感じられるコースは最高以外言うことがない。

  • エイドが最高

所謂給水所のことだけど、水だけじゃなくスポーツドリンクやバナナやイチゴや梅干しなんかが置いてあって、ほとんどのエイドで何かを口に入れた気がする。(実際、水分や糖分、塩分の補給はかなり重要で、エネルギーが切れると相当厳しい)
そして何と言っても、19〜20kmの絶望的な上りの前のエイドにある名物のガリガリ君(!?)も嬉しかったな。走りながらだと食べにくいけど、疲れきってるのに思わず笑顔になる感じ。

  • 走っている時以外も最高

エントリー時にくじが引けて、僕は長芋が、妻はりんごが当たった。出走しない妻もなぜかくじを引かせてもらっていて、そういう心遣いがとても嬉しい。
あとは完走後のサービスもすごい。ゴール後すぐにもらえるめちゃくちゃ大きなタオルはもちろん汗も拭けるし、肩から掛けておけば時間が経っても体を冷やさないで済んだ。そして、完走証を取りにいくまでにある数々のフルーツ!特にトマトが瑞々しくておいしかった。

 

というわけで、記録を狙えるようなコースではないけど、走り終わってすぐに「また出たい!」と妻に話すくらいの良さだった。

以下、(ほとんど妻が撮った)写真。

Nakagawa Half Marathonくじの景品コーナー。僕らは生鮮品だったけど、りんごジュースとか色々あった。

 

Nakagawa Half Marathon
開会式の様子。写真は御柱祭のかけ声をみんなでやっているところ。他にもエアロビも全員でやる。かなりほのぼのしてる。

 

Nakagawa Half Marathonスタート地点。思ったより人が多い。この待ち時間はいつも手持ち無沙汰なんだけど、ゼッケンの後ろに都道府県(長野県内は自治体)名が書いてあって、こんなところからも来ているのかと眺めていた。愛知県が多かった印象。

 

Nakagawa Half Marathon
ここからは僕が走っている間に妻がぶらぶらしながら撮った写真。良いところだって一目でわかるよね。

 

Nakagawa Half Marathonナカハマ(信州なかがわハーフマラソンの略)は毎年こどもの日に開催される。

 

Nakagawa Half Marathon
畑道。ここ走るとか最高だよね。ちなみに車が停まっているところがエイド。

 

Nakagawa Half Marathon15kmあたりのエイド。ミストサービス付き。

 

Nakagawa Half Marathon
両手を上げて元気そうに見せているが、15kmも真剣に走っているので、さすがに空元気。地元の皆さんもたくさん応援してくれて嬉しい。でも妻の応援が一番元気出る。

 

Nakagawa Half Marathonこれはどこかわからんけど、本当にのどか。

 

Nakagawa Half Marathon
もう少しで19km地点のガリガリ君エイド。私設エイドも多くてすごい。

 

Nakagawa Half Marathonガリガリ君配布中!

 

Nakagawa Half Marathon
そしてガリガリ君の後1km程は絶望の坂。この坂を見た瞬間、「やべー」って思わず笑ってしまった。で、上ってみたら本当にやばかった。途中数回歩いた。みんな走って歩いての繰り返し。それくらい大変。

 

Nakagawa Half Marathonゴール後のフルーツコーナー。妻がゴール地点まで戻って来るときに撮ったものなので、僕はまだゴールしていない。

 

Nakagawa Half Marathon
最後の直線。隣のおじいさんを頑張って抜こうとしている。

 

Nakagawa Half Marathonゴール直前で差し切った!(完走タイムは写真の通り)

 

Nakagawa Half Marathon
終わってから駐車場までの道。正面の山々が(多分)中央アルプスで、走りながら何度も見れて嬉しかったな。

即効性はなくてもいつの間にか血となっているから小説を読む。

オラクル・ナイト (新潮文庫)

オラクル・ナイト / ポール・オースター

やはり文章のうまさを随所で感じさせる。著者なのか訳者(柴田元幸)なのかどちらの力量かわからないけど(多分両方)、唸るほどの言い回しが数カ所あった。今思うと付箋でも付けるべきだったのに、先に進むことを優先してしまった。
あとは入れ子(本編/主人公の執筆している小説/小説の中の主人公が編集者として持っている小説)の構造も好き。ダイレクトに結び付くわけではなくとも、どこか繋がっている。有耶無耶ながらもその繋がりを感じ取ったときに小説を読んでいるというカタルシスがある。

ストーリーは幻影の書に比べると随分スケールダウンしているけど、限られた空間で展開される物語がオースターの十八番な気もするし、水平は狭くても垂直の深さがある。
まあでも読んでで明るくなる類いの話ではない。出来事そのものも自分の中で消化しようとせず、そこに隠されたテーマが何かを探るような人は読むのに適しているかもしれない。ここで僕が感じたことを的確に記せればよいが、簡単に記せるならば小説である必要はない気もする。「愛は複雑だし、脳は飛躍する」みたいなことは感じた。

オースターを全ておさえているわけではないが、新作(文庫)が出れば購入するくらいは好んで読んでいる。

敢えて。

日本赤十字社の熊本地震災害義援金に1万円寄付した。(正確には、申込をしたので本日中に振込されるはず。)
東日本大震災以降、国内外の災害関連にはなるべく寄付するようにしている。言葉や行動で直接的に励ましたり有効な情報を伝えたりできないので、せめて困ってる人に必要なものが届けばいいなと思って。対応の遅れを批判するようなことよりも、プラス側に働きかける行動の方が自分の心持ちとしても健やかでいられるし。
そのうち「寄付なんかしてる余裕ないわ」って状況になるかもしれないけど、少なくとも今はできるのでする。それだけ。それと、仕事がけっこう大変なこと以外(仕事の忙しさが自分の生活に与える影響は大きいが)、気ままに暮らしていられるのは自分だけの力じゃなくて、元々立っている基盤自体が安定しているからこそみたいなことも感じていて。まあだから恩返し的な気持ちもある。社会に対しての。

こういうところに書かない方がスマートだけど、書いておくことで未来の自分に「あのとき寄付していたし、今回もやろう」と思わせたい。そして、この文章を読んでくれている大半の人が「うぜー」と感じたとしても、一人くらいは「寄付するか」って思ってくれる可能性もあるし。

寄付に限った話じゃなく、気高い持論を展開するだけで実態がよくわからないくらいなら、想いや動機はどうあれ具体性を持った行動を心がけたい。と、常々考えている。

< 3 4 5 6 7 >